㈱興真 看板製作(漆喰レリーフ)　 山梨県甲府市 （2019年）｜左官工事や内装リフォームは甲府市の甲州左官工房へ

石と漆喰の看板です。漆喰でレリーフを施してあります。細工用の小さな鏝や細いピンセットや極細の絵筆などを使い分けながら少しずつ仕上げていきます。石から立体の表面まで３センチ程あるところもあるので、中塗りには土佐漆喰という厚く塗れる強い漆喰を使ってあります。始めに文字のデザインを決めます。社長さんと息子さんの名前から一文字ずつ取った社名だそうです。会社のイメージや看板としての機能、石とのバランスなどを考えながら線の形や太さを決めていきます。書道経験のあるスタッフのアドバイスも参考にしました。（余計なものが映っていてごめんなさい、今後は気にするようにします）施工前の写真です。漆喰との接着性、耐候性について実験をして、2カ月程経過を見てから作り始めました。

自然石なので凹凸があり、それにより線が歪んで目の錯覚も生じるので、離れた所から確認しながら進めて行きます。社長さんと息子さん、ご家族の方にも大変喜んでいただけてホッとしました。色々な方が見に来られてご好評をいただいているそうです。奥さんやお嫁さんやご近所の方にも、寒いだろう、疲れただろうからと色々な差し入れをいただいてしまいました。お世話になりました。